ホステスが売るもの [ホステスについて]
久々に仕事のことっ。
ホステス・・最近では、今時のコはマックでバイトする感覚で働く、と
いわれることもあるそうだが今も昔も”それ”は、あまりいい響きではない。
煌びやかっというよりハデで、何をしているかわからなくて・・
もちろん大きな金額が動き、そしてどうそのお金が回っているかわからない。
「今日からはじめられる・今日から辞められる水商売」といわれるような職業に
いつどこまで言ったらプロなんて決められる基準なんてない。
この商売にいかがわしいイメージが常に付きまとうのは当たり前で
実際のところ、私も一人前ホステスですなんて言えない。
むしろ下っ端で毎日、闇雲にただ目の前のことをやってるだけだ。
ましてや「ホステスってどんな仕事?」っといわれるとはっきり言って一言ではいえない。
実際水割りなどのお酒をつくったり、楽しくお話したり、
同伴・アフターをしながらいろんなノルマをこなしている。
しかしこれらは店にいる、ほんの何時間だけのことでだれでも出来る。
実際は、お店に来てもらうために電話などのコミュニケーション、
ゴルフ、旅行のお供、休日の食事、人の紹介、財界などのパーティーの出席・・
していることをあげたら切がないし、ひとつひとつうまく説明なんて出来ない。
しかし何を売るの?っと究極に聞かれればきっと人それぞれに答えるだろう。
「色を売る」
「キレイな女性と楽しい時間を売る」
「恋愛ゲームだよ」「人付き合いかな」などなど・・。
そして「ただの飲み屋だよ」と答えるひとも多いだろう。
しかし、ただの飲み屋に何十万、何百万と払いながらも、なぜ人は絶えず来るのか。
遊ばない人には、理解出来ない話だろう。
さて、新人?いやいや下っ端ホステスの私もわかっちゃいない。
しかし今後、確実に銀座を背負って行くだろう、うちのスーパーホステスは言う。
「銀座は夢を売るところだよ。気合いれてね」っと。
ん~夢を売っているところ。。。
言い切れる彼女もすごいが、中々いい響きではないだろうか?
夢を売るところ・・それが正しい言い表し方かはわからない。
しかしあの一角に、そしていろいろな場所で、人が集い、華やかに酌み交すことを
一言で表すには適切なのかもしれない。
そこにふれ、元気をもらい、夢をもらい、自由な明日へのヒントをつかみ仕事に向ってもらうことが
出来たらそれは、何にも代えがたい時間だっ。
私も扁桃腺を晴らしている場合ではない。
いつまで続けられるかは、わからないこの商売。
今日も気合を入れて”あきない”をしに行こうと思う。
非常に難しいテーマですね。
「夢」ですか。
確かにそうかもしれませんね。
最寄の駅が新橋の本社に約2年程勤務をして仙台に戻って来ました。
振り返ってみればやっぱり「銀座」ってすごいエリアですよ。
昼も夜もね。
在京の2年の間では不景気なこの時代もあって、kateさんのいるようなお店には、結局行く事は出来ませんでした。
一度くらいは人生経験の上でも行ってみたかったですね。
まぁ、まだチャンスはあるかな?
by MIYABI (2005-06-16 19:03)
何で行くんでしょうね???
会話がたのしいから?恋愛ゲーム?人付き合い??
ときどき飲んでるといろんな人の人生の交点なのかなあなんて。。思うことも。。不思議な場所ですよね。。
しかし最近中洲いってないなあ。。。
by ichiro (2005-06-16 21:47)
コメント&ナイスありがとうございまーす
>MIYABIさん
是非お待ちしておりますよー。
ホント「銀座」ってすごいエリアですよね。
同じような店が立ち並ぶ街として新宿・六本木がありますが、昼の顔、夜の顔がそれぞれ賑い、各々違う顔になりながらも高級感や格式が失われないという・・すごいところです。
京都のようにある場所として愛され大切にされ続けたらいいですね。
>ichiroさん
中州派ですか(笑)?
人生の交差点かぁ~。確かにそうかも知れませんね。
こないだママとママのお客様の席についていたとき「ママ無事上場できた!」と報告に来た方がいて。ママが「おめでとう!大変だったわね」とうれし泣きしていたときは私もじ~んときました。もう何年も通ってるお客様だったので、その様をママは見ていたでしょうし当然ママもまだヘルプだったころだろうし・・。
まさに人生の交差点でしたねー。
by kate (2005-06-18 02:25)